スパイラル・ジェッティ

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スパイラル・ジェッティ

ロバート・スミッソン(Robert Smithson)が1970年に米国ユタ州グレートソルト湖の北東岸、ロゼル・ポイントに制作したアースワーク。玄武岩、土、塩の結晶、湖水を素材とし、湖に突き出すように反時計回りの渦巻きを描く。全長約460メートル、幅約4.6メートルに及ぶ巨大な螺旋状の堤である。1999年にスミッソンの遺産管理団体からディア芸術財団(Dia Art Foundation)に寄贈され、現在同財団が所蔵・管理している。

美術館の壁の中に閉じ込められた作品ではなく、自然のサイト(場所)そのものを彫刻として扱う「サイト・スペシフィック」な実践の代表例であり、湖の水位変動によって水没と再出現を繰り返し、塩の結晶に覆われていく姿が、作品が「エントロピー(熱力学的崩壊)」を主題化していることを可視化する。スミッソン自身による同名の映画とエッセイ(1970年)も作品の不可分な構成要素とされる。

1960年代後半に台頭したランドアート/アースワークの金字塔とされ、マイケル・ハイザーやウォルター・デ・マリアらの実践と並んで、戦後アメリカ美術における脱ギャラリー・脱商品化の動きを決定づけた作品として美術史に位置づけられる。

画像出典: Wikimedia Commons. "File:Viewing Robert Smithson's Spiral Jetty on June 18th, 2018.jpg". License: CC BY-SA 4.0. Own work (https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AViewing%20Robert%20Smithson%27s%20Spiral%20Jetty%20on%20June%2018th%2C%202018.jpg)

出典: https://en.wikipedia.org/wiki/Spiral_Jetty