ワシリー・カンディンスキー

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ワシリー・カンディンスキー

ワシリー・カンディンスキー (Wassily Kandinsky, 1866年12月16日 - 1944年12月13日) はロシア出身の画家・美術理論家で、後にドイツ国籍、晩年にはフランス国籍を取得した。青騎士 (Der Blaue Reiter) の中心メンバーであり、バウハウスの教授も務めた。抽象絵画の創始者の一人として20世紀美術に決定的な影響を与え、著書『芸術における精神的なもの』(1911) において、色彩と形態が音楽のように精神に直接訴える芸術理論を展開した。

ミュンヘンで法学・経済学を学んだ後に画家を志し、1896年にミュンヘンに移って絵画を学んだ。1911年にフランツ・マルクらと青騎士を結成し、表現主義運動の理論的支柱となった。ロシア革命後の1921年にドイツへ戻り、1922年から1933年のナチスによる閉鎖までバウハウスで教鞭をとった。晩年はパリ近郊のヌイイ=シュル=セーヌに移り、生物的形態を取り入れた作風へと展開した。

代表作には [《コンポジションVII》 (1913, トレチャコフ美術館)]、[《コンポジションVIII》 (1923, ソロモン・R・グッゲンハイム美術館)]、[《黄・赤・青》 (1925, ポンピドゥー・センター)]、[《いくつかの円》 (1926, ソロモン・R・グッゲンハイム美術館)]、[《青い空》 (1940, ポンピドゥー・センター)] がある。

抽象表現主義をはじめとする戦後の非具象絵画に多大な影響を与え、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコらアメリカ抽象表現主義の先駆と評価される。色彩と形態を音楽的に統合する理論は、現代の視覚芸術と芸術教育にも継続的な影響を及ぼしている。

画像出典: Wikimedia Commons. "File:Wassily Kandinsky and Wassily Chair.jpg". License: Public domain. Own work (https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AWassily%20Kandinsky%20and%20Wassily%20Chair.jpg)。主要参照: MoMA作家ページ (https://www.moma.org/artists/2981)、Tate作家ページ (https://www.tate.org.uk/art/artists/wassily-kandinsky-1382)。

出典: https://www.moma.org/artists/2981