ナンバー 1A, 1948
ジャクソン・ポロック (Jackson Pollock, 1912–1956) が1948年に制作した作品。キャンバスにエナメル塗料と油彩を用いた大画面 (172.7 × 264.2 cm) で、ニューヨーク近代美術館 (MoMA) が所蔵している。
床に広げたキャンバスの上から塗料を滴らせ、振りまく「ドリップ・ペインティング (ポーリング)」技法の代表作のひとつ。画面上部左寄りには作家自身の手形が押されており、身体性と制作過程の痕跡が前面化されている点が大きな特徴である。イーゼル絵画の伝統から逸脱し、絵画を「行為そのもの」として捉える視点を提示した。
戦後アメリカ美術における抽象表現主義 (アクション・ペインティング) を象徴する作例として位置づけられ、絵画概念を拡張した20世紀中盤の転換点を示す作品とされる。
画像未掲載 (作家死後 70 年未満で、商用利用可ライセンスの画像が未取得のため)。
出典: https://www.moma.org/collection/works/78699