ヨウスコウカワイルカ(Baiji)
ヨウスコウカワイルカ(Lipotes vexillifer / Baiji)は、ヨウスコウカワイルカ科に属するクジラ目の一種です。体長はおよそ2-2.5 mで、主な分布は長江。機能的絶滅とされる河川性イルカが見分ける手がかりになります。
くらし方は生息環境に強く結びついています。濁った水中で反響定位を使い、小魚や甲殻類を探すことでエネルギーを得て、季節移動、群れ行動、母子の結びつきなどを通じて海や川の環境に適応しています。外見だけでなく、背びれ、吻の長さ、体側の模様、潜水時間、泳ぎ方を合わせて観察すると、近縁種との違いがつかみやすくなります。
図鑑で押さえたいポイントは「分類」「形」「すみか」「食べ方」の四つです。ヨウスコウカワイルカの場合、ヨウスコウカワイルカ科らしい体形に加えて、機能的絶滅とされる河川性イルカという特徴が答案で問われやすい部分です。分布域や個体数が限られるため、混獲、船舶衝突、河川改変、騒音の影響がとくに深刻になりやすい。