ゲルニカ
パブロ・ピカソが1937年に制作した大型油彩画。キャンバスに油彩で描かれ、サイズは約349.3 × 776.6 cm。現在はマドリードのレイナ・ソフィア国立美術館(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)に所蔵されている。
1937年のパリ万国博覧会スペイン館のために制作された作品で、同年4月26日にナチス・ドイツ空軍と伊空軍がスペイン内戦中にバスク地方の町ゲルニカを無差別爆撃した事件への抗議として描かれた。モノクロームに近い灰・黒・白の色調で、雄牛、傷ついた馬、死んだ子を抱く母、ランプを掲げる手、倒れた兵士など断片化された形象を画面に配し、キュビスムの多視点的構成と表現主義的歪曲を融合させた象徴的構図が特徴である。
20世紀美術における最も著名な反戦絵画として位置づけられ、政治的メッセージと前衛的造形言語を結合させた歴史画の現代的到達点とされる。長らくニューヨーク近代美術館(MoMA)に寄託されていたが、1981年にスペインへ返還された。
画像出典: Wikimedia Commons. "File:Guernica reproduction on tiled wall, Guernica, Spain (PPL3-Altered) julesvernex2.jpg". License: CC BY-SA 4.0. Own work (https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AGuernica%20reproduction%20on%20tiled%20wall%2C%20Guernica%2C%20Spain%20%28PPL3-Altered%29%20julesvernex2.jpg)
出典: https://www.museoreinasofia.es/en/collection/artwork/guernica