木材

国土の約70%が山林という、非常に木材に恵まれた国、日本。

これは、先進国のなかではフィンランドに次いで2番目の割合です。

ですが、現実にはたくさんの問題をかかえています。



一番大きな問題は

外国産の木材輸入が多く、日本の木材の消費量が極端に少ない事です。



結果として

◆日本の木材が適正に使われず、森林が健全性を失っています。

(荒廃した森は洪水や土砂災害が起こりやすくなり、二酸化炭素の吸収能力も低下します。)

◆輸入元である熱帯雨林の森林は毎年5万km²(東京ドーム1,100,000個分)減少している事。

木材資源がなくなり、二酸化炭素の吸収量 が減 ります。また森林が減る事で野生生物や鳥類、昆虫などの生態系に影響をおよぼします。

◆輸入にかかるウッドマイルズ(環境負荷)は日本がズバ抜けて世界一です。(ドイツの約22倍)

仮に、国産材で家を一棟建てた場合は5倍以上環境負荷が減ります。

更に、地産材で家を一棟建てた場合は14倍以上減ることが解っています。

地球環境を考える上で、木との付き合い方を考えることはとても大切です。

私たちは、地域の木材や、地球環境に優しい商品をなるべく使用し、地球に優しい木材使用を勧めていきます。

在の代表的な木材生産地

・秋田スギ

・青森ヒバ

・西川スギ、ヒノキ(埼玉県)

・木曽ヒノキ(長野県)

・天竜スギ(静岡県)

・北山スギ(京都府)

・尾鷲ヒノキ(三重県)

・吉野スギ(奈良県)