江戸時代からの歴史を持つ西川材は、地元界隈でふんだんに使用されていました。
1629年に荒川の瀬変えがされた後、江戸では火災が多発し、木材が足りなくなってしまいました。
そこで、筏(いかだ)を組んでこれらの地域を源流とする入間川や高麗川、越辺川から荒川を経て、江戸まで大量の木材を流出していました。
そこで江戸の人々が
「西の川から送られてくる良質の木材」として、この地方の材を「西川材」と呼ぶようになったと言われています。
現在では、飯能市・越生町・毛呂山町・日高市の4市町村から産出されているスギ、ヒノキの総称を「西川材」と呼んでいます。
私たちは地域材をなるべく使用していき、地域、ひいては日本の健全な森林を取り戻すことを目標にしています。